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言えること、言えないこと [病院・健康]

わたしのカラダの中に、困った影を見せるブツがある。
それは、ほとんどが良性のモノであって、わずかに悪性の可能性を持つモノだ。
水分を含んでいるので、MRIを定期的に撮ったり、採血したり、細胞を取ったりして、経過観察処分中。

もう5年近くになる。

実家に帰ってからも、検査のために上京し、二週間後に何事もなければ電話をしない、という担当医師との決め事になっている。

先月末の検査で、若干気になるところがあると担当医師から電話があり、教授の診断を仰ぐことになった。もし、組織を切除して検査するとなると、検査だとしても一週間近く入院することになるそうだ。

とりあえず教授の診察を受けることになった。

が、こういうことを母にはうまく言えない。
いついつ上京するから、と、事実しか伝えることができない。

自分の中でも不安というより、仮定の話が多いので、感情も何もかも定まらないうちに家族に話したくない。かえって距離感のある友人には泣き言を言える。

母は、妹をつかって、聞き出そうとしている。

それが見えたり、解ったりすると、わたしの殻は、また堅く閉じてしまう。

「おねえちゃんはいつも終わってから、あの時大変だった、と言うのが悲しい。頼りにされていない。」と母に言われたことがあるが、そういう性分なのでどうしようもない。

自分自身、崩れそうな感情を堅いままキープしておきたいのだ。

切除すると決まれば、事務的に動くだけ。

ただ、まだ、審判が降りていないのだ。

そっとしておいてくれませんか?
頼りにしていないとか、一人で抱え込んでいるワケではないのです。

性分なんです。
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